ドラレコの必要性と慰謝料50万円(ウィッシュ)

9月、午後18時ごろ自分の住むアパートの駐車場入り口にて、事故がおこりました。
自身の車はトヨタウィッシュ、相手の車は白い軽自動車です。

事故現場の駐車場入り口は細い路地に面しており、周りは田んぼに囲まれ、とても見晴らしの良い状況です。

事故当時、私は自身の駐車スペースから入り口へと向かっており、その時入り口前の細い路地を左から通過する車を目視しました。

そのまま車を出してしまうと、細い路地での離合をすることになり、私は入り口手前にて停車して車が通過するのを待っておりました。

そして目の前を走っている車が、そのまま駐車場に進入し、停車している私の車に正面から衝突しました。

今でも、コマ送りのように車が突っ込んで来たのを鮮明に覚えております。

私は衝突の後、首に激痛が走り運転席から降りることができず、そのまま5~15分ほど経過したかと思います。相手が寄ってくることもなく、怒りと痛みの中、横になったまま家族に連絡し、状況を伝え、その後警察に連絡を入れました。

事故から約30分ほど経ったかと思いますが、痛みが少し落ち着いた頃、警察が到着して車の窓をノックしてきました。私は横になったまま状況を伝えました。

警察官にドライブレコーダーの有無を聞かれ、自身の車にドライブレコーダーを搭載しておりましたので、警察官はそのまま助手席に乗り込み確認したところ、なんとドライブレコーダーが故障しており、当時の録画がないことが判明しました。

確かに日ごろからドライブレコーダーの確認などしたこともなく、SDカードの容量も一杯だったそうです。当時は私は心の底から「しまった」と思ったのを覚えております。それ以降毎回、車に乗る際はドライブレコーダーの確認をしてから乗っています。

それから、痛みが落ち着きやっとの思いで車から出て、相手に話をしに向かいました。

事故相手は同じアパートに住む20代の女性で震えながら泣いている状態でした。

文句の一つでもと思っておりましたが、それどころではなく、仕方なく警察官に促されるままお互いの連絡先を交換し、あとは保険屋に任せるということで、痛みも落ち着いてきたので、自身の車を駐車スペースに戻し、部屋へ帰りました。

翌日、加害者が私の部屋にきて、お詫びと今後の対応として、加害者本人が非を全面的に認め、相手の保険会社が修理・通院費・慰謝料するとの旨の話でした。

その後は首の痛みで3か月通院し、約50万円の慰謝料。車の修理費はハッキリと覚えておりません。正面からの事故でしたので修理を頼んだ整備工場からはかなりひどかったと聞き及んでおります。

今回の事故について、未だにどう対応したら事故が起こらなかったのか色々考えますが、はっきりとした答えが出ておりません。ただ、ドライブレコーダーに関してはただ搭載するだけではなく、日々の動作チェックが必要と感じました。

いろんなものに関し、準備だけして安心するのではなく、ちゃんと機能しているか確認することが大切と痛感させられました。

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